後悔しない二酸化炭素測定器の選び方

後悔しない二酸化炭素測定器の選び方 まず最初に確認したいのがセンサータイプかどうかで、基本的に赤外線を使って測定するNDIR方式のセンサーがよく、精度の高さ・安定性があると言われてます。
また、二酸化炭素濃度の測定範囲もチェックするポイントで、厚生労働省は良好な換気状態を二酸化炭素濃度1000ppm以下と示していて、最低でも目安の1000ppm、最大2000ppmくらいまで計測できる二酸化炭素測定器がおすすめです。
換気の時を見逃さないために、すぐに見て数値がわかる濃度が大きく表示されるタイプが使いやすく、リアルタイム数値がディスプレイの真ん中へしっかり出ていると視認性が高くて見やすいです。
さらにLED表示があると視認性がもっと上がり、例えば換気が十分なら緑、許容範囲でも必要な状態なら青で、眠気など体調に影響が出てくる状態だと黄色、頭痛や倦怠感など明らかな体調不良が確認される場合は赤と、色を見ることで今の濃度がすぐに把握できるモデルもあります。
これだと色の変化で換気のタイミングもすぐにわかります。

二酸化炭素測定器の測定範囲は機器によって違う

二酸化炭素測定器の測定範囲は機器によって違う 二酸化炭素測定器の測定範囲は測定器により違いますが、厚生労働省が示す基準は濃度が1000ppm以下が良好な換気状態としていて、最低でも目安のこの数値か、出来れば最大2000ppmくらいまで計測できるタイプがいいです。
二酸化炭素測定器の機器には、400~5000ppmと下から上まで広い範囲の測定に対応しているモデルもあります。
CO2濃度ごとの換気方法の目安ですが、これは狭い場所に多くの人が集まると上がりやすくなり、換気をしながら利用者の人数に制限をかけると効果的です。
1000ppm以下だと空気もクリーンな状態なので普段からこの状態を基準に保ち、1000~1500ppmでも許容範囲なので時々一部の窓を開けて空気を入れ替えるといいです。
1500ppm~2500ppmになると悪い数値で、眠気や倦怠感を感じることもあり、30分に数分ほど窓を全開にして空気の入れ替えを行い、濃度が下がるまでは出来るだけ部屋を使うのは控えます。
2500ppm以上だと大変悪い数値で、濃度の数値が下がるまで常時窓を全開にしておいて部屋を使うのは避けた方がいいです。